26人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
少女「依頼?…しかも私指定ですか?」
ここは赤羽探偵所
別に赤羽にある訳では無い、所長の名前が赤羽哉俺<アカバネサイエン>と言う名前だからだ
哉俺「そうだ、お前にしか出来ない依頼だ」
この赤羽哉俺と言う男、探偵と言うよりヤクザの若頭と言う感じの顔立ちの人物だ
右頬に傷、深いサングラス、グレースーツ、鍛えられた筋肉
明らかに探偵とは思えない風貌の男だ(妻子持ち)
少女「私まだ修行中の身ですよ?私に祓える霊何てたかが知れてます」
哉俺「別に手に終えなかったら帰って来てもいい、修行の一環だと思って行って来い」
彼女は面倒臭そうに読んでいた雑誌を閉じて立ち上がった
この少女の名前は出間美生<イズマミオ>
俗に言う霊感少女だ
膝辺りまである黒い髪
何処かの高校の制服
女性にモテる顔立ち
化粧・アクセサリー等は一切しておらず無しでも十分なほどの美少女である(17歳)
彼女が哉俺の探偵所に要るのは哉俺の知り合いの孫であるからだ
彼女はアルバイト感覚でこの探偵所の手伝いをしていた
哉俺「依頼主は○○区の西園寺さんだ彼処は前の代でお祓い等を辞めてしまったからな」
美生「全く…探偵に心霊問題を頼んで来るって事は所長の関係者何ですよね?」
哉俺「ああ、だから気軽に行って来い」
哉俺は彼女に一枚の紙を渡した。
紙の中心には円があり、その円に沿って無数に文字が書かれいる
美生「これは…あれですか?」
哉俺「用心の為だ、もしもの時にこれを破け」
美生「…わかりました…行ってきます」
事務所を出た彼女は一息ついた
美生「はぁ…全く…なんで『魔術師』が探偵事務所何てやってるのかねぇ…」
彼女は依頼の為折角の日曜日を浪費する事になった
最初のコメントを投稿しよう!