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小石「痛っ!、本当に三途の川だって!皆死神達に連れて逝かれたんだよ」
美生「死神がそんな一ヶ所に集まって三途の川に連行?じゃあ何で君は無事なのかなぁ?」
彼女はバキバキッと拳を鳴らし、笑顔で問い掛ける
小石「だって僕は…」
彼が黙ってしまった
美生「……詳しい事色々聞きたいから一緒に来なさいってか連れて行く」
~~~~~~~~~~~~~~
~西園寺宅~
神主「おや?美生さん随分早かったですね」
美生「ええ、事情を知ってそうな霊がいたんで連れて来ました。」
美生の後ろを指さした方向にうつ向いた小石の姿があった
神主「…随分見えにくいですね…美生さんが教えてくれませんでしたら私は気付かれなかったでしょう…」
小石「……………ッ!…………」
美生「…何か特別な素質を持っているのかも知れませんね…まぁそれはともかくとして…神主さんも話しを聞いてもらえますか?」
神主「この件を依頼したのは他でもない私です。勿論聞かせて貰います」
美生「ありがとうございます。では私は先に彼から話しを聞いておきますので後でお願いします」
神主「わかりました、仕事が終わり次第私もなるべく早く向かいますので」
神主はそう言って仕事に行ってしまった
美生「さて…君、こっち来て」
美生は小石を連れて部屋に入って行った
…其れを10km先で様子を伺っていた『何か』がゆっくりと動きだした…
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