【真説、関ケ原】猛将伝 ～戦国絵巻～

【登場人物・後日談】

『島 左近』

文治派を代表する軍師であり、石田三成が自身の石高の半分を差し出して召し抱えたとされる、島左近。

関ケ原の戦の後、彼は歴史の表舞台から忽然と姿を消す事となる。

一説では、徳川家康の意向により宇宙に消えた石田三成の調査を秘密裏に行っていたと伝えられているのであった。

この島左近、元は筒井家の名将・筒井順慶に仕えていたわけだが、次代であるかの筒井定次の常軌を逸した研究生活に愛想を尽かし、浪人生活を送っていたところを石田三成に見初められた漢である。

然るにこの島左近、石田三成が宇宙へと消えた後は、積極的に筒井定次が遺した研究の成果を再収集および保持を行い、管理する役職に就いていたとするのが、現在の専らの通説となっている。

徳川家康の指示により宇宙調査・石田三成探索の任についていた島左近―

しかしその実、本当は石田三成を発見し、その生存を確認していたという説も存在するのだが、その真偽のほどは、定かではない。

余談だが、現在米国に実在する『ＮＡＳＡ』という機関は、この島左近が創設したという説も存在するが、今のところ学会では認められてはいない。

没年等、不明―
彼が所属した『宇宙探索機関』同様、国の最重要機密事項となった島左近の最期は、謎に包まれている―。