【登場人物・後日談】

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『黒田如水』 関ケ原に馳せ参じた老将・黒田如水。 本名は黒田孝高といい、若かりし頃は黒田官兵衛で名を馳せた名軍師である。 彼は関ケ原の戦において島左近同様、事の顛末をある程度知り得た数少ない人物であった。 徳川家康の指示にて、島左近が宇宙探索の任につくなか、この黒田如水は国内の情報操作を担当したと云われている。 即ち、関ケ原の地で起きた信じがたい出来事の数々や、筒井定次が築きし技術を他に漏らさぬように取り計らったのである。 現在我々が義務教育で習う歴史、その大半はこの黒田如水が捏造した、かりそめの歴史だと云う学者も存在するという噂も、まことしやかに語られているのであった。 徳川家康の元で従順にしていたこの黒田如水ではあったが、その実、旧くは南蛮寺剣法の使い手でもあり、関ケ原の戦の後は、息子黒田長政らとともに、人知れず南蛮寺剣法の指導にあたりながら、心穏やかな晩年を送ったとされている。 享年、五十八歳。 最期は息子・黒田長政に看取られる形で、安らかに息を引き取ったと云われている。
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