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「わかった。じゃあ今からカポをレイプします!」
カポの呼吸が止まった。
「で子供を作って、無理矢理にでも結婚してやるのだああああ!わーはっはー。わーっはっはっはっはー!」
カポは目を丸めて僕を見つめた。
ミスったか?
「ぶぅわあああああああああああああああああああああ!!」
ちょっとした冗談のつもりが、カポは凄まじい勢いで泣きだしてしまった。
レイプはまずかったか?無しだよ。僕は最低だ。最低の変態ヤローだ。と頭を掻いていると、急にカポが立ちあがった。
ヤバい・・・・どつかれる。
「ちょ、カポ?落ち着け、な?ジョークやし、だから・・・・」
カポは僕に抱きついてきた。
「ぎゅーってして・・・・」
「あ、えっ?あ、うん・・・・」
カポは僕を力いっぱい抱きしめた。それでもその力はすぐに振りほどけてしまうほどか弱いのだ。
「・・・・ごめんな、カポ」
「ほんまに心配・・・・」
「大丈夫。ちょっとでも怪しい会社やったらすぐ辞めるから」
「・・・・うん」
「レイプとか、さっきのあれ冗談やからな。ごめんな」
「うふふふ・・・・嬉しかった」
何故かカポは笑った。カポにはレイプ願望があったのだろうか?僕とのセックスに刺激が足りないのだろうか?本気でヘコみそうだ・・・・
まあ、でもカポは納得してくれたみたいだし、明日から張り切って仕事につける。めでたしめでたしだ。
それからカポはずっとニコニコしていた。そして、ニコニコしたまま帰っていった。
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