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みつい てんま？
先生の横に立つその男子は、茶髪で、堂々と立っている。
ホストっぽいというかぁ、その・・・。
ぱちっ。
目があった。にこり、と微笑んできた。
苦笑いになってしまったが、一応微笑み返す。
「なーんだ、カッコイイけど、ちゃらちゃらかぁ」
「えっ、ちゃらちゃら？」
奈緒ちゃんに聞くと、小声で答えた。
「ちゃらちゃらは基本軽いしー」
「そ、そうなの？」
「いや～そうじゃないにしてもタイプではないかなー」
奈緒ちゃんは、男を見る目があるのかな？
「じゃあ三井は、そこの席座れー」
「はい」
席は通路を挟んだ、私の右隣り。
なぜか、はるとアキがむすっとしている・・・。
「よろしくね」
天馬がにこやかに声をかけてきた。
「よ、よろしく」
あうあうあう・・・
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