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その後、サッドがニードの家の使用人の子どもだと知り、いつの間にか3人で遊ぶようになっていた。
両親はサッドとは遊んでほしくなかったらしいが、子どもである私たちには関係なかった。
だが、その幸せな日常も終わりと告げた。
なんでサッドが死ななくちゃいけないの?
お願い、誰か助けてあげて。神さま、お願いします……。サッドを、サッドを……。
私が泣き続けていると、気がつけばニードは起きていた。
そして、私を優しく抱きしめた。
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