main story

8/8
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
「私こそごめんね、サッド。本当は助けたいんだけど……、うっうっ」 グレースの目からは涙がとめどなく溢れ出し、もうまともにサッドの姿も見えないだろう。 「いや、ありがとう。……さぁ、早くニードと逃げるんだ!!」 そして、グレースは涙を拭き、自分より重いニードを背負って、城の出口へと向かっていった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!