未明日の幼馴染

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未明日は家に入って、すぐに2階にある自分の部屋に急ぐ。 ベッドに身を投げ出し、本の封を切り読む。 「え~・・・。」 「ぎゃー、私のカイナスがー!」 「ナーミルさんナイスだ♪」 漫画を読みながら喋る癖のある未明日・・・あっという間に読み終わり余韻にひたる。 「未明日~、ご飯出来たよ~。」 母の声。 「今行きまーす。」 サタギャラをベッドに置き、1階にある居間へ行く。居間には母と父がいた。 「あれ?お兄ちゃんは?」 キョロキョロと周りを見渡したけど姿を発見出来ない。 「葵なら今日帰り遅くなるって。サークルの集まりがあるそうよ。」 母が未明日の分のご飯をテーブルに並べる。 未明日はテーブルに着いてご飯を食べ始めて横を見る。父はもう食べ始めていた。 夕食を食べ終わり部屋に戻る。サタギャラをまた読み返していたら、いつの間にか未明日は眠ってしまっていた。
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