出逢い

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オレ(のり)が二十歳の頃…二年を京都で過ごし地元に帰る。会社の花見の日だ。まあ花より団子って訳で飲み会の後は先輩に連れられてキャバクラに…でもそこは‘おさわり’アリのいかがわしいお店…二人がやっと座れる席で女の子が次々と来て自分の上に乗ってくる。若いオレには刺激が強すぎでとにかくその場から逃げたかった…そんな時、最後に来たのが‘エリコ’上ではなく横に座り「大丈夫?」と言って自分の名刺を差し出した。ブラックライトに映し出されたエリコはとにかく可愛くオレをきずかってくれてるように見えた。エリコの名刺を手に取り店を後にする。何か胸につっかえていた…
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