第三章 リバチェフリポート

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そして、彼が少なくとも外交としては柔軟な姿勢を例えそれがプロパガンダであったとしても『見せて』おり、強硬な政治姿勢は見せないという部分がこれまでの『ソビエト』時代と違って社会主義でありながら、表面上は民主的であると主張している分だけ性質が悪かった。 リバチェフのリポートには、この点について、さまざまなプーチン政権についての情報と、その政策がプロットしてあった。そして、もっとも目を引いたのは、『核』『ミサイル兵器』についての記録、さらには、最後にミーシャが口にした『UN63』という物質についての歴史と現在の実用性、開発段階についての記述である。
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