思い

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薫はいつの間にか 好きになっていた ヤンキー仲間との 約束だからじゃない 欲しくて欲しくて たまらなくなった。 美咲に 拳を止められてから 気になって仕方ない 「…くそ!!!」 薫は壁を殴った 拳の痛さなんて 忘れてしまうほど 殴った。 血は沢山でていたが 心に傷は その拳より痛かった その時だ 美咲は薫に 謝りにきた。 薫が拳から血をだして 壁を殴っていた 「ねっちょっと!血がでてるから!!!」 美咲は止めようとした 止まらない そして美咲を心配に なった翔は 美咲の方に駆け寄った 翔も必死に止めた 止まらなかった 拳も。 美咲を好きだという 気持ちさえも…。
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