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周りから話を聞き、髪を上に結び直した。
どうやら、突撃するしかない。
俺は腰に隠し持っている銃に弾丸があるのを確認して、突撃した。
ところが、中には誰もいなく、暗かった。
視力は良いほうだから、割と周りを見渡しても大体が見える。
「こういうのは、真ん中に行くとやばかったりすんだよなぁ…。ってな訳で、漫画に似た展開なら、そこだな!シスター・スネーク!」
「あら、やだ。ばれちゃったわ。」
「ふん。野性の感をなめるなよ?」
「………貴方、馬鹿なのね?」
「…簡単にいっちゃうと…。」
シーン、と沈黙が流れた。
しかし、スネークがそれを破った。
「いいわ。馬鹿でもなんでも、私の邪魔をするなら、殺すだけ。」
シスターが俺にマシンガンの銃口をむけてきた。
「うえー…。殺されるのはやだなぁ…。」
俺はやりきれない思いで、それゆり随分小さい銃をシスターに向けた。
「見逃しては、くれないよね。」
「当たり前でしょ?」
「…残念だな。」
銃弾をマシンガンに当てたものの、対して破壊力がない。
軽くシスターを怯ませる程度だった。
「それが本気?」
「……。」
はっきりいって、俺はシスターの手を狙っていた。
だが、左手を使うのは慣れてない為、狙いがぶれたのだ。
こんな失態、したことない。
いや、右手は使えるが、肩がうけてたダメージは半端ない。
銃の反動なんて、以っての外だ。
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