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足音が激しい。
窓から飛び降りようにも、此処は六階。
下手しなくとも、死ねるだろう。
「さぁて、どおすっかなぁ…。」
某泥棒アニメでもあるまいし。
変装のセットとかなんてない。
あぁ。凄腕ガンナーとか、なんでも切れる刀をもつ侍とか、仲間にいたら良かったのに。
そんな事を考えていると、ドアが開いた。
「RYUだな!逮捕する!」
「いやいや、逮捕される程、間抜けじゃないし。」
俺は煙玉入りのピストルを警備軍団に向けた。
「皆の者、かかれー!」
外にいたやつらも全員が中に入ってきた。
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