2人が本棚に入れています
本棚に追加
「じじい、金をだせ。逆らったりしたら、これがおまえを打つぜぇー!」
「や、やめとくれっ!わしがやれる事ならなんでもやるから!」
親父狩り、というより、爺ちゃん狩りをやってるようだ。
これでも俺は、力がつよい。
握力は30を越えていた。
片手で、20キロくらいまでなら持てるしな。
とりあえず、止めにいくか。
と、俺は声の方に足を進めた。
「だーかーらー、金だせっての。」
「許してくれー…。金は持ってないんじゃー…。」
「じゃ、死ねよっ!」
「あんたら、恥ずかしくねーの?爺ちゃん相手に五人で、さぁ。」
「誰だよ!てめぇ!」
爺ちゃんに向けてた銃口を俺に向けて来た。
「何処にでもいる、バーテンさん、ってとこかな。」
「ふざけんな!」
「はーぁ。だっさい。女相手に銃口向けるとか。」
「んだとぉ!」
「…ヒステリーかよ。」
.
最初のコメントを投稿しよう!