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愛美と啓太は手を繋いでショッピングを楽しんでいた。
と、アクセサリーの店で愛美の足が立ち止まった。
目先には、クローバーのネックレスがあった。
「欲しいの?」
啓太は愛美に問いかけた。
愛美からの返答はない。啓太は優しく微笑み店員に声をかけようとした時だった。
愛美の目から涙が、こぼれていた。
「愛美?……」
愛美は慌てて涙を拭いた。
「ご、ごめん。何でもないよ!行こ」
啓太は、ただ頷いて愛美と歩き出した。
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