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「入れていい?」
俺がそう聞けば、薮は小さくコクンと頷いた。
ぐちゅ クチゅ
薮の中はまだぐちょぐちょだった。
「ゃァァ//」
「薮、締め付けヤバイ」
「やらっ」
「え??」
「名前で、呼んでよ…っ」
「宏太っ」
俺が腰を動かす度に薮、いや宏太は甘い声で鳴いて、俺は宏太を壊したいくらい大好きなんだって……。なんかふと思った。
「ん……あぁぁァァ//ッはひゃぁ」
また、ある一点を突くとより一層甘くなる声
「ひかッる
もっとぉ、もっときてぇ??」
やばっ。宏太可愛すぎだから
こんな宏太は始めてみた。俺の知らない宏太を知る度もっともっと宏太を知りたくなる。
ギュッと壊れるくらいに抱き締めて甘いキスをして、俺が宏太を包みたい。
「ひかッ
すき、すきだよぉッ」
好き、そう自分で言って
照れる宏太
「俺もすき、愛してる」
「んァァ//ッは……」
部屋に甘く熱い吐息が混じりあって溶けてしまいそうだ。
運動をしたあとみたいに息切れの声と水音が響いた。
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