13/14
857人が本棚に入れています
本棚に追加
/252ページ
「入れていい?」 俺がそう聞けば、薮は小さくコクンと頷いた。 ぐちゅ クチゅ 薮の中はまだぐちょぐちょだった。 「ゃァァ//」 「薮、締め付けヤバイ」 「やらっ」 「え??」 「名前で、呼んでよ…っ」 「宏太っ」 俺が腰を動かす度に薮、いや宏太は甘い声で鳴いて、俺は宏太を壊したいくらい大好きなんだって……。なんかふと思った。 「ん……あぁぁァァ//ッはひゃぁ」 また、ある一点を突くとより一層甘くなる声 「ひかッる もっとぉ、もっときてぇ??」 やばっ。宏太可愛すぎだから こんな宏太は始めてみた。俺の知らない宏太を知る度もっともっと宏太を知りたくなる。 ギュッと壊れるくらいに抱き締めて甘いキスをして、俺が宏太を包みたい。 「ひかッ すき、すきだよぉッ」 好き、そう自分で言って 照れる宏太 「俺もすき、愛してる」 「んァァ//ッは……」 部屋に甘く熱い吐息が混じりあって溶けてしまいそうだ。 運動をしたあとみたいに息切れの声と水音が響いた。
/252ページ

最初のコメントを投稿しよう!