第二章 ~ 異世界からの来訪者 ~
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さすがに黙って成り行きを眺めていた模果が口を挟んだ。 「名誉なことでございますぞ。 そもそもまほろばに足を踏み入れるためには、それだけの順応力が必要になりますぞ。 マイハニーが俺様を見つけることが出来たのは、その順応力の賜物なのですぞ。」 両手(前足)を広げ、満面の笑みを浮かべるキャット。 そんなキャットの様子に目もくれず、或斗、模果はバンガローの玄関へと駆け出した。
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