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その日は芯の三者面談の日だった。お父さんが来ていた。
かなり親子似ていてみんなで大爆笑した。
面談が終わるとすぐ芯の親は帰っていった。
その二時間あとくらいにまたみんなの前で、芯と漫才みたいなことをやっていた。
でもなぜか途中でみんなと追い駆けっこみたいになり、いつの間にか芯と二人っきりになっていた…。
私にとって、初めてだった。
気になっている人と、少しの間でも二人きりになった事と、この人の事が本当に心から好きだと思ったこと‥‥そして芯に私のことを好きになってほしいと願ったことが…。
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