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朝の清々しい光と爽やかな鳥達の鳴き声で少し目が覚め初めていたが
「(まだ眠いし時間もあるだろうからあと五分…。)」
なんて寝起きで回らない頭で考えながら何をするでもなくのんびりしていると、突然殺気(実際はんなもんさっぱり解らないが雰囲気だ)を感じ飛び起きると、予想通りベッドに深々とナイフが刺さっていた。いや、長さと形的には包丁と言った方が正しいのか?とかどうでもいい事を考えていたら
「遅い!いつまで寝てんの?私より長く寝るなんて許さないっていつも言ってるでしょ!?」
とこんな朝っぱらから迷惑を通り越して感動する程の大声を出しながらドアを開いたやつがいた。ん? 今ドアを開けたって事はナイフ…もとい包丁はどっから投げたんだ?とか、朝っぱらからご近所様に迷惑をかけるような大声を出すな、等言いたい事は色々あるがとりあえず
「ドアは静かに開けろといつも言っていたと思うが? それより起こすならもっと普通に起こせ。危うく死ぬとこだったぞ。」
ベッドに刺さってるナイフ(やっぱ包丁か?)を指差しながら言っておいた。
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