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するとドアの前に立っている女は反省する様子はみせず
「こんなので死んでたら去年ぐらいにいなくなってるわよ!大体、私の夫ならナイフ…ここ日本だから包丁?」
相変わらずご近所様に――以下略――な声で騒ぎながら聞いてきた。
「どっちだっていい。ここが日本だと解ってるならこんな持って歩いたら銃刀法違反で捕まりそうな物投げるな!」
紹介が遅れたが俺は佐藤 琢也だ。んで、朝からやかましいのが…何の間違いか冗談か去年俺の妻となってしまった女、佐藤 晴香――本名は忘れたが初めて会った時『ハルカ』と名乗ったので、俺の名字+携帯で変換したら出てきた字で上記のようにした――だ。その時の状況や愚痴を言いたい所だが、話せばかなり長くなるので後日にでもまた。つーか何で俺と似たような事を考えやがる、この女は?
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