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た『…時間稼ぎじゃよ』
め『何の?』
た『政府は…日本にクリーチャーの存在を確認した日に、神に協力を頼んだのじゃ。そして神はこう言った…『選ばれし者を探せ。その者に我が力を授けようぞ。』…とな』
め『…それが俺ってわけか?そもそも神って何の神だよ?』
た『日本に存在する神々を束ねる唯一絶対の神…アッラーじゃ』
め『…聞いたことねぇな…だかそんな凄いのに選ばれたのか俺は…』
た『聞いたことが無いのは仕方がない。今まで王家の伝説としてしか伝わっておらんからな…』
め『そいつがその…何らかの力をくれるのか?』
た『そうじゃ。そしてアッラーより賜りし神の力でクリーチャーを倒して欲しいのじゃ…』
そんな現実離れした話…だがもしそれが本当ならば…
た『お主の気持ちもよくわかる…危険も付きまとうが何より神が選びし者…そして人類の最後の希望なのじゃ。…やってくれるかの?』
め『…………無理。』
た『ならば早速…って、えぇー∑(´□`)』
め『めんどくさい』
た『いやっ…ちょっ…は?!今結構行けます的な空気じゃったじゃろ?!』
め『俺はヤダ。めんどいし。おっさん代わりに行って力貰って頑張って』
た『だからワシじゃ駄目なんじゃってぇー(´□`)』
もはやグダグダのおっさん…自称タジィ
悪いが俺はそんなめんどくさい世界はごめんだよ
め『ほら…気は済んだか?そろそろ帰れ。俺は明日も仕事なんだ』
た『いやじゃからぁ……ムッ…曲者ぉぉおー!!』
急に叫び出すおっさん。
と、同時に何か手裏剣チックな物を投げた。
『ガシャーーーン』
め『おっさん…相手にされないからって人んちの物壊すたぁ…教育がなってねぇなぁ…』
た『ちっ違うんじゃ…ベランダに曲者がおるぞ!!』
め『居るわけねーだろ…あーあ…粉々にしてくれちゃって…ん?』
おっさんに粉砕されたベランダに近づくと…
のぞみ『カズくんひどい~~(m´Д`)mそんなに怒んないでもいーじゃんかぁ(>_<。)』
なんで居るんだよ…
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