第一話

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西暦2010年5月20日 。 東京都・お台場。 お台場の街に一人の少女が歩いていた。 少女の名前は、夕霧立夏(ゆうぎりりつか)。 立夏は、ごく普通の高校2年生。 そんな立夏は一人暮らし。 幼い頃に両親を亡くしている。 そんな辛い過去を持つ立夏だが、過去に負けないくらい元気に過ごしている。 「朝から雨が降るって言ってたのにまったく降らないなんてラッキー(笑)さて、今日の夕飯は何しようかな?」 と、言いながら、スーパーに向かって歩いている立夏。 途中で小さな声で歌を歌う。 すると、前方に周りをキョロキョロと見ている青年を発見した立夏。 「あれ?何してるんだろう?道に迷ったのかな?」
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