第3章『動心』

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第3章『動心』

  第3章『動心』 二学期も終わり ―――冬休みに入る 二学期―― 僕は調理の授業を 何回か休んだめ 一度学校に来て 補習授業を受けなきゃいけなかった 冬休み3日目――― 僕は学校へ行く そう…この日こそ ――――青春の始まり まさに『恋の転機』が 僕におとずれる  ――AM8時 教室 『華月君! あれ!補習?』 『おう河野じゃん!』 『全くいやになっちゃうよな…こんな日に学校だなんてさ』 『本当だな… マジだるいわぁ… ん?河野何持ってんの?…その本』 『おはよーみんな! お!華月来てんじゃん』 『おうっ!おはよ雅人』 『あぁ… 華月にも持ってきてもらえばよかったぁ…』 『はあ?何を? てかなんだよ? 雅人も持ってんじゃん 何の本なん?』 『ああ¨これかぁ?』 『卒業アルバムだよ』 『なんや…アルバムか…』 この…『アルバム』 そう… このアルバムこそ―― 僕の運命を変えた 『衝撃のアルバム』 である
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