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『ウー…ウー…!』
サイレンが鳴り響く薄暗い通路、研究所と思わしき施設を1匹の蒼鱗の雄竜がゆっくりと歩いていた。
雄竜が歩いた後地面がゆっくりと凍っていく…
やがて1つの部屋の扉の前に立ち止まり、中に入っていくと、大きな机の前に1匹の黒鱗の雄竜が傷だらけの状態でグッタリとしていた。
黒鱗の雄竜(黒竜)「うぅ…散々派手に暴れてくれましたね…」
蒼鱗の雄竜(蒼竜)「グルルル……」
黒竜「諦めなさい…私を殺した所でお前の能力(チカラ)が消える訳では無い…お前は永遠にその能力に苦しまれていくのだ…」
黒竜は傷だらけのまま蒼竜を挑発する。
蒼竜「グルルル…グワアァッ!!」
蒼竜は左手に氷を纏わせて左腕を一本の槍の様にし、そのまま黒竜へと襲い掛かった…。
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