―高校2年生―

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4月 春休みが終わり新学期が始まった 始業式はめんどくさかったから 式が終わる頃に学校に着くようにした 教室に向かっていると ちょうど式が終わり 体育館から帰ってくる人たちと会った 「紗耶香さん!」 その集団の中からいきなり自分を呼ぶ声が聞こえた 声をした方に目を向けると 可愛い女の子が立っていた 中学のとき可愛がってた後輩の里菜だった 「里菜!」 「紗耶香さんすぐ見つかった~♪ 会いに行こうと思ってたんです☆」 「あーそっか! 里菜この学校受かったって言ってたもんね! 忘れてた~」 「紗耶香さんひどーい! あ、お願いがあるんですけど‥ 明日の放課後空いてますか?」 「うん、明日は空いてるよ どうしたの?」 「私部活に入りたくて‥ 見学したいんですけど 一緒に行ってもらえませんか?」 「バド部?」 「もちろん☆ ‥だめですか?」 「ううん、大丈夫だよ 連れてってあげる」 「ありがとうございます! よかった~ 紗耶香さんだけが頼りなんで。 じゃあまた明日!」 「うん☆」 正直めんどくさかったけれど 可愛い里菜の為 行ってあげることにした _
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