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翌日の放課後―
｢里菜～｣
｢あ､紗耶香さん！｣
１年生の階は最上階だからだるかったけれど
まだ教室の場所も分からない里菜の為に迎えに来てあげた
そして体育館に向かった
｢なんで紗耶香さんはバド辞めちゃったんですか？
あんなに強かったのに‥もったいない｣
｢ん～部活とか､もう疲れたから｡
高校は遊びたーいって思ってさ｣
体育館に着くと
半面はバド部
半面はバスケ部が練習をしていた
新１年生も何人か見学に来ていた
バド部に居る友達に声をかけた
｢この子､あたしの後輩なんだけど
バド部入りたいって言うから
見学させてあげてもらえる？｣
｢うん､いいよいいよ♪
おいで☆｣
その子が里菜を呼んで
他の１年生が居るところに連れて行った
あたしはコートの隅に置いてあるパイプイスに座り
携帯をいじっていた
30分くらい経つと
里菜が駆け寄ってきた
｢紗耶香さん！
見学だけじゃなくて
練習に入らせてもらえるって！｣
嬉しそうに言う里菜
｢よかったじゃん♪頑張っ☆｣
少しの間見ていると
いつの間にか里菜は他の１年生たちとも仲良くなっていた
｢帰ろっかな｣
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