―高校2年生―

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翌日― あたしは朝からテンションが高く いつもより一本早い電車に乗り 学校へ向かった あたしって単純‥‥笑 1日中ずっとウキウキしていて 放課後が楽しみで仕方なかった そして放課後― ブーッブーッ 健太からのメールが届いた "今から教室に迎え行く☆" あたしは一気にドキドキし始め 鞄の中から香水を出し 軽~く手首に振りかけた どこに行くんだろう‥ 何を話そうかな‥ 本当に告白されちゃうかな‥ そんなことで頭がいっぱいになっていた 「紗耶香さーん^^♪ 行こ~♪」 その時健太が来た 「うっ、うん!今行く!」 と、あたしが返事をすると 「さすが紗耶香さ~ん、やること早いねぇ~」 近くに居た友達がニヤニヤしながら言ってきた 「別にそんなことないし! じゃね!」 慌てて健太の元へ向かった あたしは健太の1歩後ろをついて行くように歩いた 意外と‥背中おっきいんだぁ‥ そんなことを考えていると あ‥れ?? 「ね、どこに行くの!?」 あたしが聞いた 「ちょっとついて来て♪」 「え、だって‥こっち体育館しかないよ?」 「体育館に行かなきゃ意味ないんだ」 ??? なんでなんでなんで?? あたしの頭の中はさっきまでのウキウキやドキドキはなくなり ハテナマークで埋まっていた _
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