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中村守威 6歳
「おい!やめろ!」
俺はこの時から不幸体質だったな。
犬に追いかけられるわ、小学生に遊び場をとられるわ、散々だったな…
「なんだよ!俺達は年上たぞ!」
「そんなことしるか!」
確かあの時は5人ぐらいの小6の奴らに場所とられたんだっけ?
周りの友達は怯えてたな。
俺はほぼ毎日だったから慣れてたけど…
「やめてよ!」
その時だったかな?
俺と同い年ぐらいの女の子が小6の奴に言った。
そんなことをすると、どんな目に遭うかだいたい知ってた。
「生意気な奴だな!」
小6の奴が女の子を突き飛ばした。
「やめろよ!」
俺はその言葉と同時に小6の奴らに殴りかかった。
10分ぐらい経って、小6の奴らは泣きながら走っていった。
この時は俺も幼稚園児だからボロボロだったな。
「…ヒッグ……グス…」
「だいじょうぶ?」
「…ヒッグ……」
この時、俺はどうすればいいかわからなかった。
でも1つだけ言えることがあった。
「もうこんなこわいめにはあわないよ?ぼくがきみのことまもるから!それできみのなまえは?」
……………
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