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「ごっ、ごちそうさま…」
「はい!お粗末様でした~」
俺、頑張ったよ?
多分、初めてご飯を食べて不幸だって思ったわ。
「じゃあ~食後のデザートを――」
「あっ、用事を思いだしたから帰ります!」
「あら、そう?」
俺の胃は限界だよ…
その状態で食後のデザートなんて無理だ。
俺は苦しい中、必死に玄関に向かった。
「今日はありがとうございました」
「全然いいわよ~」
「じゃあ…お邪魔しました。」
俺はそのまま彩美の家を出た。
家を出たと同時に俺は携帯を取りだした。
時刻は夜の9時だった。
「明日は学校か…早く寝よ」
俺はすぐ隣の自分の家に向かった。
「あっ、彩美の方にしか引っ越しの挨拶してなかった」
でもすぐにまた明日でいいやと思い、俺は自分の家に入った。
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