第0章:まだ見ぬ明日

2/2
前へ
/313ページ
次へ
「ふぅ~」 いきなりかつあげされた。 これで16年生きてきて50回目?ぐらいだ。 俺は運が悪い。 もの凄く悪い訳じゃないけど、不良に絡まられる率はハンパない確率だ。 そのせいか俺は自然に喧嘩が強くなった。 まぁ自分からふっかけたことないけどな! 「明日からあそこともお別れか…」 あそことは俺を育ててくれた場所だ。 実際寂しさがあるけど、それと同じぐらい楽しみだ。 「そんなことよりコイツらどうしよ…」 俺はまだ見ぬ明日へ期待を膨らました。 この先の未来に楽しみと言いようのない虚無感がなくなるのを信じて…
/313ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加