第1章:ラブコメの転校生って大抵、イケメンかかわいい子ばっか

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「うわぁ…久々だ」 家の中は相変わらず変わりはなく、俺が施設に行った時のままだった。 あっ、なんかテンション上がってきた! 「荷物はまだ届いてないのか?」 彰は勝手に家に入りながら言ってきた。 てか、この家の主より先に入るってどういうことだコラ? まぁそこは優しい俺なので、後ろからの跳び蹴りで許してあげた。 思った以上に綺麗に入って、おもしろいぐらい頭から吹っ飛んでいった。 「もうすぐ業者が来ると思うけどな」 「………何事もなかったようにするなよ…」 彰が小さな声で何かを言ってる時にインターホンが鳴った。 「ちょうど業者が来たな!」 俺はそのまま玄関に向かった。 「無視するなあぁぁぁ!!」 …なんか叫んでるけど、まぁいいや。 ……………
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