第1章:ラブコメの転校生って大抵、イケメンかかわいい子ばっか

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…………… インターホンは引っ越し業者の人で2時間ぐらいで荷物を運んでくれた。 引っ越しの作業が終わったのは夕方の4時で俺達は遅めの昼飯を食べた。 その後、彰と俺んちでまったりして、夜の7時ぐらいに彰は帰っていった。 「お隣に挨拶行かないとな…」 俺は予め買って置いた洗濯石鹸の詰め合わせを2つ持ち、玄関の外に出た。 「涼しい~」 外はまだほんのり明るく、夏が近いってことがわかる。 でも夏は暑いからあんまり好きじゃないけど… 俺はまず右隣の家に向かった。 「ありゃ?表札がないな…もしかして空き家?」 俺は少し迷ったが、インターホンを鳴らさず、左隣の家に向かった。
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