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翔麻の病状も安定し、退院の話まで出てきて…。 私の心も落ち着きました。 あんなに荒れ狂っていたのに…。 小橋先生や担当の看護師さんがいなければ、私は今頃どうなっていたんだろう… 翔麻を連れて死んでしまおうかと悩んだ日々も、 少し前の事なのに、ずいぶん昔のような気がする。 人は1人じゃ生きていけない。 支えて、支えられて生きている。 それとトリソミーの会で知り合った前川さん。 彼もまた、私の心の中では大きな存在に変わって行った… 私を包んでくれる大きな光に暖かさを感じている感触に思えていました。
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