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保健師さんが帰ってから、切なくなって泣きました。
また、自分達家族が惨めに思えて来ました。
せめて、訪問してくれる保健師さんが、子供を生んだ人だったなら…救われたかも知れない。
当時の私は、本当に閉鎖的な考えしか持てなかったのです。
保健師さんの測った体重は2800gを表していました。
翔麻が退院してから、お兄ちゃんの統麻がヤキモチなのか言うことを聞かなくなってきました。
母親である私が、翔麻に付きっ切りになり
統麻の世話を母であるおばあちゃんに任せたからだと思います。
家族の歯車は、いとも簡単にズレて行きました。
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