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「えっ?死んじゃう
?」
「そうなのよ!だか
ら今海外に引越しし
てる人が多いんだっ
て~」
「怖いねえ~」
「怖いねえ~じゃな
いわよ!私達このま
まじゃ一生彼氏なん
か出来ないまま死ぬ
のよ!ただでさえ女
子校だってのに!」
「あ!ホントだ」
「でしょ~?だから
今日は私に付き合い
なさい!」
「え?どこに行くの
?」
「いいから付き合う
の!」
「あ、うん分かった
」
そして放課後。
「よ~し!行くよ」
「ど、どこに?」
「いいからついて来
て!」
バスと電車を乗り継
ぎ町の方へと連れて
行かれた。
「よ~し!それじゃ
~ってなんか涼子は
女の子らしさが足り
ないんだよねえ!」
「そうかなあ?」
「おいで!」
「え?」
そしてトイレに連れ
て行かれた。
「眉毛を整えて、ラ
インを引いて口紅を
ぬってえ~」
「何やってんのお?(
汗)」
「出来た!」
「え?これが私?」
「凄いでしょう~、
あんた元々可愛いん
だから化粧くらい覚
えなさいよねえ!」
私が可愛い?私が?
初めて言われた言葉
に照れて戸惑ってし
まう。
「それじゃ行こうか
!」
「え?」
無理矢理手を引かれ
着いた先は駅前の賑
やかな通りだった。
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