1人が本棚に入れています
本棚に追加
「何を言ったんだよ」
軽く榊原を睨んだが
気にもしてない顔で榊原が笑う
「放課後時間を少し貸して欲しいって頼んだんだよ
すぐに帰らなきゃいけないみたいで長くは無理だけど、少しならいいってよ!」
本当になんとかした榊原を俺は少し感心した
でも…これで
本当に告白をしなきゃいけない
さっきまで落ち着いていた心が
また緊張しはじめた
少し怖い
だけど
もうこうなったら
当たって砕けろ
想いを彼女にぶつける
そう心に決め
放課後を待った
最初のコメントを投稿しよう!