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ある日の昼休み
いつもの様に友達とバスケをしていると
「なぁ田島」
「榊原?なんだよ」
幼なじみで親友である榊原が神妙な面持ちで俺の所に来た
俺が彼女を好きだと知る唯一の人間
「ちょっと…いいか?」
「?」
俺は榊原に言われるがまま後を着いて行った
そして俺達の教室へと戻って来ていた
「教室まで来てどした?」
「………」
榊原は下を向いたままで何も話さない
「なぁ一体…」
そう言いかけた時信じられない言葉が耳に飛び込んで来た
「恭子!あんた転校するってマジ!?」
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