リン→エド←グリード

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「何でだよ!リン!」 信じられないというように叫ぶのは金髪の少年。 「だーから俺はグリードだっての」 呆れたように答えるのは黒髪の青年。 「本当に……リンじゃ無くなっちまったのかよ……」 目を伏せてそう呟く少年に対し青年は溜息をつく。 「……てめぇにくっつかれちゃ俺も困んだよ。少しだけ“出す”からもう関わんな、ガキ」 そう言って青年が目を閉じた瞬間彼の纏う雰囲気が一変する。
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