柔道

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界立魔法アカデミー入学を目指し日々武の鍛錬に明け暮れるのが四校 僕が通う白虎校ももちろんそうで 「おいそこー!気合いが足らんぞ気合いがぁ!!」 朝練は強制などではないもののみんなやっている 武のための学校というだけあり部活は『武道部』という名前だけの部にみんな入っている 実際何をやるにも個人の自由 放任主義なのか色々準備したりするのが面倒なのかよくわからないけど 「馬鹿野郎!そこはまず伏線に上段に蹴りを入れてから下段だろうが!!」 と、一人体育館の中で怒鳴るのは鬼瓦軍曹 先生ではなく軍曹なのはあだ名なのかなんなのか僕もよくわからない。 とりあえず軍曹なのだ 各個人練習する武術は様々で空手に始まり剣道柔道などなど 流派も色々でバリエーション豊かなんだけど…… 素手の相手に剣は卑怯な気が最近する 「おーい啓介ー!ちょっと一試合しよーぜー」 と、僕に声を掛けて来るのはこの学校に入ってから出来た……友達? いや友達という仲じゃないか そうだな……ちょっとした知り合い、そんな仲だろうか
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