今、君の舌があたしの唇に触れたなかった?

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 ドアから少し体を離す。  しゅうぅっとドアが開いて香苗は一歩を踏み出した。香苗に続いて他の乗客達もホームに降りる。  皆、それぞれに行かなくてはならない場所に向かって、さっさと歩いて行く。周りの人間なんてどうでもいい。
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