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あの野郎が助けるとか言って目覚めたら都市みたいなとこにいた。とにかく街だ。そして目の前には校門がある。
「君早くこちらにこないか。」
なんか警備員みたいな人に連れて行かれる。背中に馬鹿デカイ剣がある。
「はい?」
状況が理解できない俺は固まる。
なにここ?
いろいろ考えてみるが全然わからない。校舎に連れて行かれる。
「君はここの生徒だろ?今日入学式だぞ?」
「ここ?」
校門を見ると名前が書いてある。マジックアカデミアと書かれている。
なにそれ?俺が通う高校はもう少し違う名前だったはずだ。カタカナがこんなに並んだ名前の高校のはずはない。
「間違いじゃないですか?」
「なにを言っているだか…入学試験の実技試験で君は試験官を吹き飛ばしたじゃないか?」
…………なに言ってるの?この人?
吹き飛ばした?しかも入学試験ってなんだよ?
「ほら早く体育館にはいるはいる。」
「体育館?これが?」
城にしかみえないんだが…。
「入学試験ここでやって半壊させていたじゃないか?初めてみる魔法でビックリしたよ。」
「半壊!?」
こんな馬鹿デカイ建物を…?いやいや、なに言ってるの?
「マジ?」
「ああ。早く行きなさい」
呆れた感じに言って体育館の扉を開ける。
中の人間の視線が俺に集中する。
「ははは…」
渇いた笑い声が出た。
意味がわからない~!なにが起きている?魔法ってなに?
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