第一章

5/10
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
「だから…俺は魔法とか使えないって…」 「は?入学試験にあれだけの神技をだしてなに言ってるの?嫌味?」 いや、嫌味じゃない。素で言っている。 ジンギだぁ? 意味のわからないこと言ってんじゃね~ぞ? 「なぁ、ジンギってなに?」 「は?初級、中級、上級、最上級、その上を行くのが…神技よ。普通は詠唱したりするはずなのに…」 「するはずなのに…なんだよ?」 ジンギがとにかく凄いことはわかった。 「なんでアンタみたいな馬鹿が使えるのよ?」 「お前失礼すぎないか?会って数分だぞ?」 「うるさい!」 「あ?てめえの方がうるさいわ!」 二人とも声が段々大きくなる。 「お前ら仲がいいのはいいけど「仲がいいだぁ~?ふざけたこと言うなよ?」 「次の魔力測定お前らなんだが?」 …………… 「「すいません」」 「よろしい」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!