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この女なに?見た目はいいがいくらなんでもこの性格はあり得ない。
じっと見ている俺に気が付いたらしく俺を睨む。
「なんだよ?」
「そっちこそなによ?」
「お前ら二人仲いいな~知り合い?」
ニコニコ笑っている男が会話に入ってきた。
「そう見える?」
女が男を睨む。なんて女だ。会って数分でまたコイツの犠牲者が出る。殺戮マシンだな。
「見える見える」
女とは対照的にニコニコ笑って答える。
うわ、コイツ命知らずだな。
「そう思うなら眼科に行け!」
そう言って立ち上がり蹴を入れた。
俺に。
かろうじて避けた俺は机から転げ落ちた。
「ちょっと待て!話せばわかる!あ…」
スカートから黒い物が見えてしまった。
女はバッチリわかっていたらしく俺を睨む。
俺はまるで蛇に睨まれたカエルのごとく固まる。
冷や汗ダラダラである。
「あんた確か魔力使えないとか言ってなかった?」
「まぁ…」
「真実か確かめてあげる。」
「へ?」
「FIRST…火舞…」
そう呟くと両手に火球ができた。
「うまく守ってみたら?」
周りを見ると誰もいない。さっきのニコニコ笑っていた奴はいた。
「話しあわないか?」
「イ・ヤ・♪」
その後、殴りつけまくられた。
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