第一章

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なんて場所だ。黒焦げになった身体を見ながら思う。 なにが起きたらこんな嫌なことになるんだよ?あの女を見るとこちらを見ていて睨まれた。 「お前、酷くやられたな~」 金髪のイケメン野郎がニコニコしながら話しかけてきた。 「まぁな。あの女何者だよ?」 「げ、お前さん知らないのか?」 「なかなか有名?」 「まぁ試験で会場を破壊したお前ほどじゃないがな?」 だから知らないんだって… 言おうとしたがやめた。どうせ通じないもん。 「あ、俺の名前言ってなかったな。伊藤大樹って言うんだ。よろしく」 自己紹介をすると握手しようと手を出す。 「あぁ、俺は「知ってるから大丈夫だって!よろしくな。あの女の名前は二ノ宮紀子だ。」 二ノ宮…覚えたぞ…仕返ししてやる、いつか絶対してやる。
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