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「ある程度はなんでもできるぞ」
「でも」
「うん、戻すのは無理」
「使えねぇ」
「やー、お前がちょこっと魂をくれるならね」
「は?」
「ま、今はいいか。時間を止めることなら簡単だぞ」
少し驚いた。
「そ、そんなことできるのか!?」
「3分だけね」
この際短いとか文句は言えない。
「じゃあやれ」
「かしこまりました」
抱えていた洗濯物を下に落とした。
「あ、この野郎」
すぅ、と静かに深呼吸して目をつむった。
「Å◎◇▽☆¢#」
「!?」
よ、よし、携帯は右手に常備しておこう。
ついでに1、1、0と。
「あくまーーータ~イム、ストップ!!」
「うわっ、ダセぇ」
ちょっと期待した俺が馬鹿でした。
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