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俺が倒れて学校は騒然とした。美弥子が先生に知らせ救急車を呼びとある病院に運ばれた。
倒れて数日が経ち、俺は目が覚めた。
昴「………ん…」
白い天井が目に入った。
周囲を確認し個室という事が分かった。ここは病院か?
そこにはベッドにうつ伏せになった我が弟・智秋が居た。
俺を看病してくれていたのか?寝息をたてて寝ている。
時計を探し時間をみる。
デジタルで21:25と表示されてある。
昴「…夜…か…」
俺が起きた事に気が付いたのか智秋が起きた。
智秋「…兄ちゃん、おはy…ッ!!」
智秋は何かに気づいて後ろを向いた。
智秋「…服…!!乱れてる!!!」
とっさに服をみた、胸がはだけていた。さらしは巻いておらず代わりにブラが付けられている、慌てて直した。
昴「……なんでブラなんてしてるんだ…?!…あれ?それに声が俺の声じゃねえ?!!」
智秋は無言で鏡を俺に渡す。
自分の顔をみて言葉を失った。完全に女の顔になり、髪質も柔らかく色も茶色っぽくなっている。
胸も一回りも大きくなっている。まさか……!!
昴「智秋!あっち向いてろ!!」
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