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ギン姉から試練を与えられた翌日の朝。
俺は聖司と電話で話をしていた。
明日の遊園地の件について。
昴「とうするよ明日?」
聖司「いきなりアネサンに云われたからな、昨日全然眠れなかったぜ…」
受話器の向こうからあくびが聞こえる。
昴「すまね、巻き込んじまって」
聖司「ああ、気にするな」
ギン姉から貰ったフリーパスチケットを無駄に出来ないから、待ち合わせの時間を決めた。
正直、俺は楽しみだ。
父さんがあんな性格だし、小さい頃に遊園地に一度連れて行ってもらっただけだった。
今日一日かけて準備をしていた。
早く起きてお弁当作らなきゃ!
決して聖司の喜ぶ顔が見たくて作るんじゃないんだからな!
園内の食べるところは高いからね!うん。
あいつは甘い卵焼きが大好物なんだよな♪
早く明日にならないかなー。
そして試練当日の朝。
闇千代「昴、今日一日男を出すんじゃないよ!一人称も『私』で統一すること!今回は試練なんだ、遊びじゃないと肝に銘じるように!!」
昴「らじゃー!」
俺はビシッと敬礼をする。
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