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昴「お化け屋敷やだやだ!」
俺の抵抗もむなしく入ってしまった。
中は薄暗い。
聖司の腕にしがみつく。
機械だから怖くない怖くない怖くない…。
目の前に逆さの人形が降ってきた。
昴「ぴぎゃーーーっ!!!」
びっくりしてギュッとしがみつく。
聖司「俺もかなりびっくりした…」
でも平然としてるぞお前。
警戒しながら歩いてると床から冷たい風が。
スカートが捲くりあがる。
とっさにスカートを両手で押さえた瞬間。
そばの井戸から幽霊の特殊メイクした女の人が飛び出してきた。
昴「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
あまりにも突然だったので尻餅ついた。
もう泣きたい…。
幽霊さん「あらーこんなにびっくりするとは思わなかったわ。大丈夫?」
顔を近づけられて。
しかもメイクのまま。
俺は叫んでそこから記憶が飛んだ。
そこから聖司が運んでくれたらしい。
昴「……う…うん…」
聖司「お、気がついたか?」
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