第四章 闇千代の試練・極み

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 俺は聖司におんぶされている。 昴「ちょ!なにしてんだよ!おろせよ!!」 聖司「こら!暴れるな!落ちるだろ!!」  落ち着いて首に抱きつく。  聖司の背中、広いな…。 昴「…もういい、降りる」  聖司から降りて時計を見る。  11時56分。 昴「お昼だね。俺お弁当作ってきたんだ!どっかで食べよ♪」 聖司「お前が作ったのか!?」 昴「悪い?」  とか話しながら食べる場所を適当に探す。  いい木陰の場所があったのでレジャーシートを広げて座った  お弁当箱を開けて広げる。  おにぎり・唐揚げ・サラダ・リンゴ、そして卵焼き。 聖司「ちゃんとしたモノだな」 昴「どういう意味だよ!」  聖司は一番に卵焼きに手を付けた。  食べているところをじっと見つめる。 聖司「うめぇ!」  俺は心の中でガッツポーズをとった。  聖司が喜んでくれた!
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